想いを伝えようとは思わないし
あなたがいるから生きていける
なんて思うほど
私はあなたに酔っていない
だけど
あなたの真剣な眼差しから
目をそらす事ができなくて
あなたの笑顔が大好きで
あなたの後ろ姿を見かけるだけで
一瞬 息が止まる

朝 目が覚めて
最初に浮かんで
夜 寝る前に
最後に思い出す
いつも気がつくと
あなたの事ばかり
可笑しいくらい
あなたに惚れてる
可笑しくて
涙が出る

もしも 同じ場所に
同じでなくとも近い場所に
私がいたのなら
今とは違っていたのでしょうか
そんな甲斐のない事を思っても
仕方のない事
目の前の現実は「もしも」のカケラすら
見せてくれない

next

photo by カナリア